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投資ファンドとは何か 知っておきたい仕組みと手法 (PHPビジネス新書)
北村 慶

定価: ¥ 840
販売価格: ¥ 840
人気ランキング: 4133位
おススメ度:

発売日: 2006-07-19
発売元: PHP研究所
発送可能時期: 通常24時間以内に発送
以下は、購入者の感想などです♪
不動産・ヘッジ・企業投資ファンドの実態
本書が描こうとしているのは、
数多く存在しているファンドと呼ばれている組織のうち、
1 不動産投資ファンド
2 ヘッジファンド
3 企業投資ファンド
の三つのタイプを扱っています。
それぞれのファンドが扱っている投資方法や投資先に関しては、
細かくその戦術も掲載されているのものの、
基本的には、いわゆる「さや取り」と呼ばれているもの、
市場の何らかの歪みを利用して、そこから利益を上げるというものです。
不動産ファンドであれば、不動産市場における価格の歪みから、
ヘッジファンドであれば、国の内外を問わず債券・株式市場における価格の歪みから、
企業投資ファンドであれば、企業本来の能力に対する市場価値の歪みから、
安価で仕入れをしておいて、高値で売り抜ける、
あるいは、買いと売りを錯綜させて、そのヘッジを取ります。
創業も多いがそれと同数の廃業も多いファンドビジネスは、
ファンドマネージャーの腕次第では巨万の富を築くチャンスでもあり、
債券・株といった伝統的なカテゴリーに、
不動産・商品などといった革新的な領域を開発すべく、
開拓精神と自らの卓越性を示す格好の場ともなっています。
銀行・証券会社は、こうしたファンドが開発した新たな地平を、
一般化した上で、金融商品として取り込んでいきます。
そういった意味では、最先端の金融ビジネス、
それこそが、ファンドの存在意義と言ってもいいでしょう。
こうした側面をメリットと言える半面、
マネージャーに依存することの多い情報開示の問題と、
ある意味での反社会性・犯罪性といった問題に関しては、
今後解決していかなくてはならないデメリットと言えそうです。
ただ、私たちが納めているはずの公的年金の一部、
銀行口座に残してある預金の一部、
生・損保契約で支払っている保険料の一部が、
こうしたファンドマネーに流れて行っていることも事実だとすれば、
すでに私たちは深く、そして気付かないうちに、彼らとの取引に加担していることも、
しっかりと理解しておかなくてはならないでしょう。
「ファンドに無関係ではいられない!!」
タイトル通り、投資ファンドの仕組みとその手法を知るには良い本だ。
大きな括りで「不動産投資ファンド」「ヘッジファンド」「企業投資ファンド」
の3つに区分、これだけでもファンドそれぞれの特徴が整理できる。
「村上ファンド」とジョージ・ソロスの「クォンタム・ファンド」は全く異質だし、
同じヘッジファンドでも取りうる投資戦略はこれまた異なる。
「ヘッジファンド」の投資戦略そのものを理解するには、ある程度の金融知識と
「専門書の読み込み」が必要・・・しかし新書で簡単にアウトラインが理解できる
のが本書の特徴。
投資ファンドは多種多様、そして私たちの日常に影響を与えているのは事実、
知っておいて損はない「分野」ではあることは間違いない。
ファイナンスを知らなくてもOK、難しい分野でも簡単に解説・・が嬉しい!!
投資ファンドの基本を知るためには最適
株主構成を見ると、どの会社でも必ずと言っていいほど出てくるのが、よく分からないカタカナの名前。ニュースで良く聞く「ファンド」とは一体、何をやっているのかをわかりやすく解説している。多額の資金で、得体の知れない金融のプロの技を駆使しているというイメージ程度しか持っていない大多数の人にはうってつけの本だ。
この本ではファンドを大きく「不動産ファンド」、「ヘッジファンド」、「企業投資ファンド」の3つに分類し、解説している。
不動産ファンドでは、不動産ファンドが借り入れによって大きくレバレッジを利かせることで運用利回りを上昇させている仕組みや「キャップレート」による不動産ファンドの不動産取得価格の決め方、さらには金利上昇によって、不動産ファンドによる購入価格が下がる、そのことで不動産価格の暴落が必然的に起こることがわかる。特に都心での地価上昇を感じている人間からすると、かなりの説得力を持つ。
ヘッジファンドについては、ヘッジファンドがどのような地合であれ、絶対的な数値として、運用利回りを求められていること。そのyためには同じ銘柄を買いながら、同時に空売りをかけて、リスクを抑えたうえで、収益の絶対値を確保する方法まで述べている。
この本の優れているところは、投資ファンドの手法を分かりやすく解説し、さらに投資ファンドの持つ本質的な要素まで書いているところだ。資本主義の可能性を切り開くイノベーターとしての「光」、そして歪みを見つけて稼ぐという本質が生み出す法律違反の可能性といった「影」にまで踏み込んでいる。
個人投資家にとっても、いまや大きな影響力を持つ投資ファンドについて最低限知っておくべきだと思う。
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